京都市内を走る赤い二階建てバス、スカイホップバス。
観光客には人気のバスですが、
運転士として働く側のリアルはほとんど情報がありません。
私は明星観光バスに在籍中、このスカイホップバスの乗務を経験しました。
公務員路線バス(京都市バス)からの転職組として、両方を知る立場から書きます。
スカイホップバスとは

京都市内の主要観光スポットを巡る、乗り降り自由(ホップオン・ホップオフ)形式の観光路線バスです。
運行しているのは明星観光バスで、赤い二階建て車両が特徴的です。
乗客のほぼ全員が訪日外国人で、英語・中国語・韓国語話者が中心。
路線バスとも、純粋な貸切観光バスとも違う、独特の仕事です。
路線バスと何が違うか

一言で言うと「観光業と路線バスの中間」です。
決まったルートを定時で走るという点は路線バスと同じです。
ただし乗客がほぼ全員観光客なので、日常的に起きることが全然違います。
走行中に立って写真を撮ろうとする、満席でもごねて乗り込もうとする、フリーパスの有効期限を勘違いして翌日も乗ろうとする…
こういった対応が日常になります。
言葉が通じないストレスより、
ルールが通じない相手への対応が、
この仕事特有のしんどさです。
運転の難しさは?

走ること自体は路線バスより難しくありません。
ただし二階建て特有の注意点があります。
運転席の位置が低いため、車体上部の障害物に常に気を配る必要があります。
京都の古い道、低い木の枝、橋の構造物等々
目線より上の感覚を常に持ち続けることが求められます。
また屋根付きの狭い車庫へのバック入庫は、何度経験しても緊張します。
車両によってはミッション式の外国製エンジンで、
ギアチェンジに独特のコツが必要なタイプもあります。
この仕事、向いている人は?

- 決まったルートを淡々とこなすことが苦にならない
- 外国人とのやりとりを面白いと感じられる
- 安定した乗務をしながら手当も欲しい
逆に、毎回違う道を走りたい・貸切バスの醍醐味を求めている人には向きません。
実際、一緒に働いた運転士の多くはこの乗務を嫌がっていました。
決まった道が面白くない、というのが理由です。
給与・待遇の概要

明星観光バスに在籍してスカイホップバスの乗務に入る場合、通常の貸切業務とは別に乗務手当が発生します。
ただし専属運転士にはなれない構造で、ローテーションでの担当となります。
もっと詳しく知りたい人へ

この記事では概要を書きましたが、以下の内容はnoteの有料記事にまとめています。
- 二階建て車両で実際に怖かった場面(具体的に)
- 外国人対応で起きたトラブルの実例
- 路線バス・貸切観光バスと比べたしんどさの違い
- 給与・手当のリアルな数字感
- 私がこの仕事を辞めた本当の理由
転職を検討している方、京都で運転の仕事を探している方は、判断材料としてご覧ください。
→ 【元運転士が語る】京都スカイホップバスの仕事リアル|note(¥680)


