
この言葉は
著書「Think clearly」著者 ロルフ・ドベリ
にあった言葉です。
私はこの言葉を聞いてから、ずいぶんと肩の力が抜け、人生をまた一から考えさせられました。
誰でも、特に男性だったら大きな夢語りますよね・・・
「俺が世界を変えてやる」
「世界平和を実現させる」
「世界の貧困をなくす」
「今の日本を変える」など。
私も、子供を持ち考えるようになったことがありました。
それは、
おそらく私ら世代が人生を全うする頃は、日本も地球ももつだろうと。
ただ、この子たちが大人になってその先。
このままの日本・地球で大丈夫か?
子供たちにどんな未来をわたしたちが残していけるだろう・・・。
とりあえず、この日本の少子化を止めることが私にできないだろうか・・・。
何か小さいことするよりも、やはり政治家にでもなろうか・・・。
日々そんな思いで、過ごしていました。
ただ、この本に出会い、気づかされました。
というか、どこか無謀だとも感じてはいました。
きっと変えることのできないこの世の中を、それでも私の責務として、ずっともがいて努力して死ぬのもいいとすら思っていました。
でも、人生の幸福度として改めて考えた時、
無謀な挑戦を叶えられず人生を終えるよりも、可能な挑戦を叶えて人生を終えることが、
こんな小さな一個人の人間が考えるべき道なんだなと実感しました。
「世界」の範囲は広いので、自分のすぐ身の回りの事象もそれも「世界」。
なので、「世界は変えられない」という言葉が、
全ての人に共通することではないと思うので、全ては否定しません。
ただ、もし大きすぎる夢に悩んでしまっている方がいましたら、
自分の人生の幸福度も含めて、少し考え直してみてもいいかもしれません。
以上、参考になれば幸いです。
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