例えばですが、
「体にとって明らかに悪い事」
「体にとって明らかに良くない事」
ありますよね。
タバコによる喫煙を例にすると、
普通に考えると、体に害しかないので、吸わないのが絶対良いのは、分かりますよね。
肺癌になる確率も、吸わない人に比べ4倍高いです。
それも分かってても、やめられないし、やめようともしないのも、分かります。
ただ、その言い訳の中に
「○○のおじいちゃん、タバコ吸ってたけど、肺癌ならず、90歳まで生きたてた」
と言う人がいます。
確かに、中にはそんな人もいるし、私の周りでも聞いた事はあります。
でも、所詮
「サンプル数たった 1」
の話なんです。
それを、鵜呑みにして、自分もそうなると信じますか?
肺癌になる確率など、
何年も何万人もの膨大なデータ「科学的根拠」
に基づいて、発表されてます。
どちらを信じるべきか、明らかですよね。
他にも
「肉ばっかり食べて長生きした」
「毎日酒飲んでても肝臓悪くなかった」
「3〜4時間しか寝なくてもいつも元気」
周りには、こんな人もいることでしょう。
でも、これも
「サンプル数1」。
「科学的データ」の元では、絶対良くありません。
肉より野菜が重要だし、
毎日の飲酒は肝臓に負担をかけるし、
体の回復には6〜8時間の睡眠は必要です。
悪いと分かっていても、
大丈夫だった実例が一人でもいたら、自分なら大丈夫と、
信じたくなるのも人間です。
ですが、所詮、何万人という科学的データと比較すると
たった、「サンプル数1」なんです。
何かを決断する時は、ぜひこの事を考えてほしいと思います。
以上、参考になれば幸いです。