Mr.S
路線バス運転士を経験した私の意見です。
目次
【バス減便が招く日本の未来】あなたは良くても、あなたの家族は大丈夫?
1番伝えたい事
全ての乗客に毎回感謝して欲しいんです。
あなただけのための、ワガママなバス利用はしないでほしいんです。
あなたのそのワガママな行動が、バス運転手の心を苦しめ、バス運転手がみんな辞めてしまい、路線バスは無くなっていきます。
あなたは何とかできても、車のない田舎の両親・高齢者、バス通学の子供達までもが被害を被ることになります。
バス運転士の心情
- 自分勝手で感謝もしない乗客に、運転士はストレスを日々感じています
- 高給なら我慢できなくもないかもしれませんが、バス運転士の給料は月20万円程度です
- 朝ラッシュ時に4時間勤務→4時間待機→夕方ラッシュ4時間勤務で、1日に12時間も拘束されます。
- 特別な人を除き、路線バスの運転が好きでやっている人はかなり少ないです。
バス運転士が嫌いな乗客
- 高齢者パス・障害者パスでお金を払わず、さも当然かの様に降りる乗客
- バスを見かけたら、時間構わず、走ってまで乗り込もうとする乗客
- バス車内で飲食したゴミを、わざと残していく乗客
- 財布忘れ・定期券忘れ・高額紙幣利用
- 注意しても気づかない、イヤホンをつけたままの若者
バス減便の現状とは?
どの地方が特に影響を受けているか
郊外の田舎地方だけにとどまらず
首都圏中心部でも、大きな影響が出ています。
高齢者に及ぼす影響
- 病院への通院が困難に
- 買い物や日常生活の支障
- 孤立のリスク増大
あなたのご両親の事も考えてみましょう。
子どもたちや学生への影響
- 通学手段の減少
- 部活動やクラブへの参加の難易度上昇
- 安全面の懸念
- 教育機会の不平等
子供には移動の手段が限られていますよ。
災害時に活躍するのは「バス」
地震などの災害での交通障害時
電車はストップし、自家用車も動かせない状況となります。
そんな時、
- 都市部での自宅への帰宅
- 災害地への人員派遣輸送
- 被災者の避難所への避難
人の大量輸送には「バス」が必要になってきます。
毎年、必ず必要な災害が起こっています。
こんな時に、
バス運転できる人がいないから、バスが出せない
こんな事態も、
ぜひ考えておく必要があると考えます。
旅行の時、バスでしか行けない場所があります
日本の名所や海外でも
自家用車の乗り入れが規制されている場所もありますし、
電車だけでの旅行には限界があります。
路線バスが減便され続けると
1時間に1本あったのが、2時間に1本となり
かなり不便な旅行となってしまいます。
【まとめ】将来の解決策と対策の提案
①全ての乗客に毎回感謝して欲しいんです。
②あなただけのための、ワガママなバス利用はしないでほしいんです。
③バス運賃、もっと支払ってほしいんです。
それだけです。
以上、参考になれば幸いです。
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