
「マイホーム(持家派)」と「賃貸派」。
昔からどちらがいいのか、議論されてきましたね。
私は「マイホーム派」だったんですが
よくよく調べてみて、本当にお得かどうかで言うと
あまり変わらないようです。
特に、日本人の場合で、ローンして買った住宅を「資産」と思いがちなんですが、
ローンしている時点で、「負の遺産」なんですね。
そして、経年劣化とともに、日本のその住宅の資産価値が上がることは、まぁないそうです。
ちなみに、
イギリスなんかでは、100年以上経っても、余計に家の資産価値は上がるようです。
なので、老夫婦だけの老後の生活には、家を売って、今度は狭い場所を借りて住む。
だから、将来のために貯金もあまりしないようです。
平均世帯貯蓄、100万円もないとか。
そんな国に住んでいるなら、頑張って家を購入してもいいですが、
そうならない日本で、小さい敷地に狭い木造の安い家を何千万円も出して購入し、
将来残るは建物でなくその土地の値段位だとしたら・・・
そう考えると、賃貸でも十分、生活はエンジョイできますね。
世の中の成功者にも、あえて家を購入せずに、賃貸暮らしをしている人が多いようです。
成功している人は、何か人と違う発想ができますので、
毎日落ち着いた雰囲気だけあるマイホームに固執せず、柔軟に対応できる方を選択するんですね。
自身も周りも世界も、日々状況は変わっていくし、
引越しして環境を変えるれことは、すごくいい刺激になります。
そして、日々新しい設備もできてくるので
常に快適な住まいを送れる。
その新しい設備が、人間の暮らしを楽にし、有意義な時間を生み出してくれるとしたら、より良い選択肢となるのではないでしょうか。
もちろん、小さい子供を育てている時期など、周りを気にしないですむとか、庭で遊ばせることができるとか、マイホームのメリットもありますが・・。
あと、よく聞く勘違いですが
「年とってからは、マンション契約してもらえなくなる」
という話。
これは、ナンセンスで
日本人の人口は減り続けていますので、
逆に賃貸マンションは余ってくる時代になります。
老後のためにと、焦ることはありません。
私はおそらくこの先、ずっと「賃貸派」でいきます。
皆さんも、住宅選び、賢い選択をして下さい。
住宅の購入をはじめ、お金の基本的知識が学べます。
日本人は本来、義務教育で一度は学ぶべき内容です。
ぜひ、大人も子供も買って読んでみてください。
以上、参考になれば幸いです。
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